前立腺全摘出(切除)術

前立腺全摘出(切除)術 - 前立腺癌の治療法

前立腺全摘出(切除)術

前立腺がんのガイド

前立腺がん前立腺全摘出(切除)術についてご解説!

前立腺がんの外科手術 前立腺がんの治療の中でも、もっとも根治が期待できる治療法が「前立腺全摘出術」です。

周囲の組織の一部も含めて前立腺を全摘出することで、病巣をきれいに取り除ける可能性があります。現在では開腹手術のほか、腹腔鏡を使った手術も広まっています。

前立腺がんの前立腺全摘出術とは?

 どんながんでも、手術で病巣を切除することが完治への近道です。前立腺の場合、まだがんが前立腺の中にとどまっている早期の状態であれば、前立腺を全摘出する手術を選択できます。

前立腺だけではなく、精嚢や精管、膀胱の出口などのほか、骨盤内のリンパ節も念のために摘出します。

ただしPSAや、悪性度をはかる「グリーソンスコア」の数値が低い場合は、リンパ節転移はないと判断して温存することもあります。

また早期の前立腺がんでも、手術を行うかどうかは患者さんによって異なります。

手術はどんな形式であっても、やはり心身に負担がかかるものですから、80代以降などの高齢の患者さんの場合はあえて他の治療を選択することもあります。

一方、まだ余命が10年以上あると期待される人の場合は、積極的に検討することが一般的です。

前立腺がんの前立腺全摘手術には、リスクもある

 前立腺がんの根治が期待できる前立腺全摘出術ですが、後遺症のリスクがある点がデメリットです。

開腹手術、腹腔鏡手術ともに、たとえば「勃起不全」はよく起こる後遺症です。骨盤内には勃起に関わる神経が複雑に通っているため、注意を払っていても傷つけてしまうことがあります。

また術後には多くの人が尿漏れを経験します。多くは時間が経過するうちに良くなりますが、中には回復しないケースもあります。

さらに前立腺と精嚢を摘出するため、術後は射精が不可能になります。医師と相談の上、手術にはこのような後遺症のリスクがあることを理解することが大切です。

また残念ながら前立腺全摘除術を行っても、再発・転移が起こることがあります。

その割合は全体の2割程度とされていますが、再発リスクを早期に把握するためにも、術後は定期的にPSA検査などで経過を観察することが重要です。

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