前立腺がん手術後の後遺症

前立腺がん手術後の後遺症 - 前立腺癌の治療後

前立腺がん手術後の後遺症

前立腺がんのガイド

前立腺がん手術後の後遺症についてご解説!

 前立腺がんにおける前立腺全摘出術は、病巣を切除することで根治が期待できる一方、後遺症のリスクがある点がデメリットです。一時的なもので済む場合もありますが、中には治りが悪いものもありますので注意しましょう。

前立腺がんの手術で考えられる後遺症〜感染症や尿漏れなど

  前立腺全摘出術には、開腹手術と腹腔鏡手術の2つの方式があります。開腹手術では、出血の多さと、傷口からの感染症がもっとも注意したい後遺症です。出血の量によっては輸血が必要になる場合もあります。

また開腹、腹腔鏡ともに直腸などの周辺臓器への損傷も考えられます。特に直腸を傷つけた場合、一時的に人工肛門を増設するケースもあります。

術後の後遺症としてもっとも多いのは、尿漏れです。カテーテルを抜いた直後は、尿意を感じず排尿コントロールが難しくなります。

多くは術後1〜3ヶ月ほどで改善しますが、くしゃみなどの動作で少量の失禁が起こることがあるため、必要に応じて尿パッドなどを使用します。

また尿のトラブルが数年も続くケースもあり、この場合には薬の服用で症状が良くなることもあります。専門の外来を設けている病院もありますので、ぜひ気軽に相談するようにしましょう。

前立腺がんの手術で考えられる後遺症〜勃起障害

 尿漏れのほかに、前立腺がんの手術後には勃起障害がよく起こります。

前立腺の近くには、勃起に関する神経と血管が束になったものが存在しているのですが、これをまったく傷つけずに手術を行うためには非常に高度な技術が必要になります。

特に比較的、年齢が若い患者さんの場合は、神経を温存することが一般的ですが、それでも100パーセントではありません。また人生80年の今、QOLの観点からも、年齢に関わらず性機能は決して軽視できない問題だといえます。

もっとも、尿漏れと同じく一時的な症状で済む場合もありますが、基本的に神経を損傷した場合の勃起不全は治療法が限られてきます。

ED治療薬では効果が期待できませんので、性機能を回復するためには海綿体注射など、専門の治療を受けることも考慮に入れましょう。

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