前立腺がんと食生活の欧米化

前立腺がんと食生活の欧米化 - 前立腺癌の基礎知識

前立腺がんと食生活の欧米化

前立腺がんのガイド

前立腺がん食生活の欧米化についてご解説!

 前立腺がんが戦後の日本男性に急増した背景には、食生活の欧米化が深く関わっていると考えられます。

特に動物性脂肪や乳製品の過剰摂取は、前立腺がんのリスクを高めるとして危険視されています。

肉類やバター、チーズなどが前立腺がんのリスク要因に

欧米型の食事 前立腺がんは、居住地域によって罹患率に大きな差があるがんの1つです。

特にアメリカとヨーロッパに多いことから、欧米型の食事がリスクファクターとして注目されています。

中でもさまざまな研究チームが「因果関係あり」と発表しているのは、動物性脂肪と乳製品です。動物性脂肪の中では、赤身の肉がもっとも関連性が強いとされています。

乳製品ではバターやチーズを多く消費する国に、前立腺がんが多いことが分かっています(ニュージーランドなど)。

もともと日本では戦後まで肉を食べる習慣がほとんどなく、タンパク質はおもに大豆製品から摂取していました。

また旬の野菜や海産物を多くとっていたことから、前立腺がんの発症率は世界の中でもかなり低い水準にあったといわれています。

しかし欧米型の食事が広まるにつれて、前立腺がんの罹患率も急増しているのです。

前立腺がんを予防する食事とは?

 脂肪と乳製品が前立腺がんの発症リスクを高める一方、昔ながらの和食のような低脂肪食や、新鮮な野菜・果物などには、がんの抑制効果があることも分かっています。

例えばヨーロッパの中でも、イタリアやスペインの前立腺がん罹患率は、他国よりやや低い水準にあります。その理由として、これらの国の人々がよく食べる「トマト」に含まれるリコピンの作用が指摘されています。

他にも大豆に含まれるイソフラボンが、前立腺がんを抑制するという研究結果も出ています。

前立腺がんは男性ホルモンによって増殖するのですが、イソフラボンは「植物性エストロゲン」とも言われるほど、女性ホルモンに似た働きを持つ食材です。

そのため前立腺がんの進行を食い止める作用があるのではないか、と考えられます。

他にもカテキンやビタミンCなどに、予防効果が期待されています。いずれにしても緑黄色野菜や果物をたっぷりとり、脂肪と乳製品をとりすぎないことが前立腺がんの予防につながることは間違いなさそうです。

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