前立腺がんは欧米では多いが日本では少ない

前立腺がんは欧米では多いが日本では少ない - 前立腺癌の基礎知識

前立腺がんは欧米では多いが日本では少ない

前立腺がんのガイド

前立腺がん欧米では多いが日本では少ないについてご解説!

食生活の欧米化 前立腺がんはもともと、欧米男性に多く、日本男性には少ないがんでした。

その差は10倍ほどもあるといわれてきたのですが、近年では日本にも急増し、以前のような格差は少なくなりつつあります。

そこには食生活の欧米化や、高齢人口の増加などが関係していると考えられています。

前立腺がんが日本に増えた理由とは?

  前立腺がんは人種や居住地域によって、罹患率が大きく異なるがんです。人種としては黒人>白人>アジア人の順に多く、また地域としては北アメリカとヨーロッパが多いとされています。

アメリカでは、男性の10人に2人が生涯に1度は前立腺がんにかかるともいわれるほどです。

一方、日本では1950年のデータを見ると、前立腺がんで亡くなる人は年間約80人だったことが分かっています。つまり非常にまれな病気だったのです。

ところが年々増加し、現在では年間1万人近くの男性が前立腺がんで命を落としています。このままいくと2020年には、年間の死亡者数が2万人に達する見込みです。

その背景として、まず食事の欧米化が挙げられます。特に高脂肪食や乳製品のとりすぎが、前立腺がんのリスクを高めることが分かっています。

また医療が進歩し、長生きする人が増えたことも前立腺がんの増加の一因です。もともと前立腺がんは60代以上に好発するがんのため、高齢者が増えれば増えるほど、罹患する確率が上がることになります。

前立腺がんの検査の普及が最重要課題

 しかし欧米では昔から前立腺がんが多かったために、有効な検査方法や治療方法が早くから確立されてきました。その結果、1992年をピークに、その後は死亡者数が減少しています。

特に前立腺がんの早期発見に大きく役立っているのが、PSA検査と呼ばれる腫瘍マーカーの普及です。血液検査によって簡単に前立腺がんの有無を調べることができ、これによって多くの男性が早い段階で発見できるようになりました。

日本でもPSA検査は広まりつつありますが、まだ法定検診の対象となっていないことから、基本的に自費負担で受けるしかありません。

しかし今後は50歳以上の男性を対象に、年に1度の検査を無料で受けられるようにするなど、さらなる普及が期待されます。

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