日本では前立腺がん患者が急増中!

日本では前立腺がん患者が急増中! - 前立腺癌の基礎知識

日本では前立腺がん患者が急増中!

前立腺がんのガイド

日本では前立腺がん患者急増中!についてご解説!

 日本では戦後、昔には少なかったがんが急増してきましたが、中でも前立腺がんは増加率がもっとも高いがんです。その背景には平均寿命の延び食生活の欧米化などが関わっています。

前立腺がんが日本で急増しているのはなぜ?

 前立腺がんは、罹患者数だけで見れば胃、肺、大腸に次ぐ4位となっています。しかし他のがんと比べ、近年で急激に増えている点が大きな特徴です。
例えば2015年には、年間の罹患者数が2000年の2倍以上に、1995年のおよそ3倍にもなることが予想されています。

特に平成に入ってからの増加は激しく、このままいくと近い将来には他のがんをどんどん追い抜き、肺がんに次ぐ2位になるのではないかといわれています。

このように前立腺がんが急激に増加している背景には、まず単純に日本人の寿命が延びたことが挙げられます。

高齢者前立腺がんは、全患者の8割が65歳以上といわれるほど典型的な高齢者のがんです。

つまり高齢化社会が進むほど、罹患者数は増えていきます。

さらに重要なのが、食生活の変化です。日本ほど、短期間に食事の内容を変えてきた国はないと言われるほど、私たちの食べるものは大きく変化を遂げています。

特に戦前の日本人がほとんど摂取していなかった「動物性脂肪」と「乳製品」は、前立腺がんの大きなリスクファクターとして指摘されています。

同時に野菜の摂取量が減ったことも一因です。こうした食事の変化は前立腺がんのみならず、大腸がんや乳がんなど他のがんにも関わっていると考えられています。

PSA検査で、前立腺がんが見つかるようになった!?

 もう1つ、前立腺がんが日本で増えている原因に「検査の精度が上がった」ことも挙げられます。

以前まで、前立腺がんの検査といえば医師が肛門から指を入れて行う「直腸診」が主流でした。現在も初期検査の1つとして行われていますが、早期発見は難しいというデメリットがあります。

しかし今ではより簡単で発見率の高い「PSA検査」というものが普及しています。血液を採取して、前立腺がんに特有の物質を調べる検査ですが、精度が高く有効なスクリーニング検査として世界中で実施されています。

つまり前立腺がんそのものが増えただけではなく、これまでは見つからなかっただけの潜在的な前立腺がんも発見できるようになったことが、罹患者数の増加につながっていると考えられるのです。

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